旅館・ホテル調理担当者がムスリム対応の食事学ぶ―熱海

熱海版 2017年12月20日

ハラール対応の日本食の調理を実演する猪爪さん(左)=市いきいきプラザ
ハラール対応の日本食の調理を実演する猪爪さん(左)=市いきいきプラザ

 ■講演聴き、実演・試食も 県東部で初開催

 熱海市いきいきプラザで19日、ムスリム旅行客に対応するためのハラールメニューの調理実習会が開かれた。同市と近隣の旅館・ホテルの調理担当者を中心に約50人が集まり、講演と調理の実演、試食を通して、食材選びや調理のポイントを学んだ。

 外国人旅行客が増加する中、多様な食文化に対応して誘客につなげることを狙いに県が主催した。県東部での開催は初めて。

 調理実演は県専門調理士連合会・瑞松会が行い、代表の猪爪康之さんら4人が「鶏くわ焼き」「カレイと野菜の甘酢あんかけ」「嶺岡とうふ蒸し野菜土佐じょうゆあえ」など5品を紹介した。「たれに酒ではなく蜂蜜を入れる」「土佐じょうゆあえは、ゼラチンの代わりに寒天を使う」などと調理のポイントも説いた。

 参加者は1品ずつ試食し、味を確かめた。大成館の島崎洋さん(35)は「東京五輪・パラリンピックに向け、外国人客が増えるので勉強が必要。講習会で調味料に気を付けなければならないと分かった」と話した。

 講演はハラル・ジャパン協会代表理事の佐久間朋宏さんらが担当し、ハラールの基本的な考えと対応事例を語った。ハラールについて「やっていいこと。食べていいもの」と説明した上で「水の中と土の中のもの(食材)、生きている動物からとれるものは基本的にハラール。肉と調味料に気を付けることが大事」と語った。また誘客に向け「やれることをやって情報を開示し、ムスリムが選べるようにしてほしい」と呼び掛けた。

 【写説】ハラール対応の日本食の調理を実演する猪爪さん(左)=熱海市市いきいきプラザ

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