地魚で“アンチョビ”開発 3種を販売―熱海・宇田水産

熱海版 2017年11月15日

「油祭り」と名付けた地魚の“アンチョビ”のシリーズ=桜町の宇田水産
「油祭り」と名付けた地魚の“アンチョビ”のシリーズ=桜町の宇田水産

 ■「規格外」活用

 熱海市桜町の宇田水産(宇田勝社長)は、地魚を使った“アンチョビ”を開発し、「油祭り」と銘打って売り出した。第1弾として素材にしたのはアジ、サバ、カマスの3種類で、自社通販のほか市内外のイベントで販売している。

 規格外の魚の価値を高めるための商品開発を進める中で、思いついたのがアンチョビだったという。通常、カタクチイワシが使われるが、ほかの魚でもできるのではないかと考え、試作を重ねた。魚の塩漬けを浸す油は、くせのないヒマワリ油を使った。

 アジは皮をむいて独特の臭みを抑えた。サバは柔らかい身と甘みを残し、カマスはかめばかむほどうま味がでるように仕上げた。宇田さんは「ヒマワリ油を使うことでより発酵が進み、うま味成分のアミノ酸が豊富。塩味もきいているから、料理だけでなくつまみにもいいと思う」と話す。

 市チャレンジ応援センターにネーミングを相談する一方で、販売に際し食べ方の提案をしたいと考え、プロの料理人に協力を求めた。高校時代の先輩で市内でフレンチビストロ「ソレイアード」を開く福本久喜さんがペペロンチーノのレシピを作成、商品に添えるようにした。

 今後も夏に多く水揚げされるダツなど、商品価値の低い魚を活用して「油祭り」のシリーズを増やしていく考え。宇田さんは「レシピも増やし、食べ方の提案を進めていきたい」と話した。

 「あじの油祭り」「さばの油祭り」「かますの油祭り」いずれも80グラム入りで600円(税込み)。問い合わせは同社〈電0557(82)4355〉へ。

 【写説】「油祭り」と名付けた地魚の“アンチョビ”のシリーズ=桜町の宇田水産

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