特選3句決まる 市民文化祭俳句大会―熱海

熱海版 2017年11月08日

当日持ち寄った句を互選する参加者=市いきいきプラザ
当日持ち寄った句を互選する参加者=市いきいきプラザ

 ■秀逸5句、佳作は8句

 熱海市民文化祭の俳句大会(熱海俳句人協会主管)が6日、市いきいきプラザで開かれた。29人が3句を持ち寄り、互選した。

 また同協会長の柳下良尾さんが選者となり特選3句と秀逸5句、佳作8句を決めた。選評、表彰も行った。

 結果は次の通り。

〓柳下良尾選〓

 【特選】天位「人はみな未来見られず冬の虹」栗田信子▽地位「別の国あるかに穂絮飛びゆけり」北原礼子▽人位「流れ星忽ち過去となりて消ゆ」国分りえ子

 【秀逸】「花すすき風の戯れ言聞き流す」斉藤昭代▽「行く秋や人それぞれに別の顔」小泉徳子▽「一本の川千本の曼珠沙華」常美美恵子▽「先見の明にはあらず返り花」松本洋子▽「ひとふさの葡萄女を黙らする」平尾浩一

 【佳作】「秋の昼居留守にあらぬ咳ひとつ」相川秀子▽「人生に運は付きもの鳥渡る」栗田信子▽「草踏めば先へ先へとばった飛ぶ」聞間幸子▽「鳥渡る空に色あり道のあり」鈴木初恵▽「干柿の皺しわしわと陽に晒す」加藤泰彦▽「音もなく棚田に霧の薄化粧」中沢喜美江▽「鳥渡る空に街道ありにけり」橋本光子▽「黄落や村の一角崩しをり」伴由恵

〓互選〓

 (1)「新米や旨味引き出す塩むすび」常見美恵子(2)「長き夜の日記の余白セピア色」中沢喜美江(3)「みづからの影を共とし鳥渡る」伴由恵(4)「山暮るる障子に絡む夜の深み」斉藤昭代(5)「能面に一筋の紅月明り」加藤泰彦(6)「新米や満腹あとの大欠伸」相川秀子

〓(2662)はダイヤ(白)

 【写説】当日持ち寄った句を互選する参加者=市いきいきプラザ

各地の最新の写真
伊東
高齢者交流拠点 湯川初の「居場所」開設―伊東市社協など
下田
潮かつお作り最盛期―西伊豆・田子
中伊豆
東海第一の庭園公開 紅葉、色づきは遅め―伊豆・修禅寺
熱海
初島の計画策定へ、委員7人委嘱 景観デザイン会議―熱海

最新写真特集