ホテル火災想定、4階から救出 旅組、かんぽの宿で訓練―熱海

熱海版 2017年11月07日

救助隊員に導かれてはしご車に移る要救助者役の参加者=水口町のかんぽの宿熱海別館
救助隊員に導かれてはしご車に移る要救助者役の参加者=水口町のかんぽの宿熱海別館

 熱海市ホテル旅館協同組合連合会は6日、市消防本部・消防署と合同で総合防災訓練を水口町のかんぽの宿熱海別館で実施した。市内全域のホテル・旅館の従業員や消防署員ら約100人が参加して、火災を想定した避難誘導や救出訓練、煙体験、救命訓練などに取り組み、災害発生時の対応を確認した。

 関係機関との連携強化、近隣ホテル・旅館の受け入れ体制の確立を図ることが目的。5階建て施設の3階からの出火を想定した。

 同ホテルの自衛消防隊員が火元を確認、通報後に3、4階の客室のドアをたたきながら火災発生を知らせて回り、浴衣を着て宿泊客に扮(ふん)した従業員を屋外へと避難させた。逃げ遅れた2人は署員がはしご車を使って4階窓から救出した。

 屋外には同連合会が対策本部を設けて避難者名簿を作成、受け入れ先となる近隣ホテルへと誘導する流れも確かめた。

 訓練後、同連合会の目黒俊男理事長は「訓練で身に付けたことを施設に持ち帰って、他の職員、従業員に指導してほしい」と呼び掛け、村木秀彦・消防署長は「訓練を行うことで地域の絆を強めることが大事。防災活動に引き続き積極的に取り組んでほしい」と話した。

 【写説】救助隊員に導かれてはしご車に移る要救助者役の参加者=水口町のかんぽの宿熱海別館

各地の最新の写真
伊東
高齢者交流拠点 湯川初の「居場所」開設―伊東市社協など
下田
潮かつお作り最盛期―西伊豆・田子
中伊豆
東海第一の庭園公開 紅葉、色づきは遅め―伊豆・修禅寺
熱海
初島の計画策定へ、委員7人委嘱 景観デザイン会議―熱海

最新写真特集