空き室を交流の場に 熱海市下多賀に地域サロン

熱海版 2017年10月12日

アパートの一室に開設されたサロンで絵手紙を楽しむ参加者=下多賀
アパートの一室に開設されたサロンで絵手紙を楽しむ参加者=下多賀

 ■NPOの中台さんが開設

 熱海市下多賀にこのほど、アパートの空き室を活用した新たな地域サロンが誕生した。NPO法人「椿」の中台勝枝理事長(70)が社会奉仕の一環で独自に開設し、「椿ふれあいサロン」と名付けた。中台さんは「地域の人がいつでも立ち寄って気軽に話ができる場があるといいと思った。皆さんの触れ合いの場にしてほしい」と話す。

 中台さんは元市職員。介護の相談業務などに携わった経験を生かそうと、退職後に同NPOを立ち上げて居宅介護支援事業やデイサービスセンターを運営している。

 その中で、自宅と同センター前の「梅原アパート」1階の空き室の活用を考えるようになった。通りに面した部屋を住民の交流の場にしたい―と所有者に相談し、理解を得た。開設に向けて6月から、部屋の掃除や改修を進めた。

 室内に絵手紙や手工芸品を飾り、明るい雰囲気にしつらえた。友人・知人らの協力も得て、週1回の活動日に絵手紙や体操・レクリエーションなどのプログラムを取り入れることにした。

 初日は関野峯子さん(86)=網代=の協力で、絵手紙教室を開いた。13人が集まり、ペンの使い方を練習した後、はがきにカキを描いた。合間や絵筆を置いた後におしゃべりを楽しみ、和気あいあいと過ごした。田村順子さん(71)は「知り合いもいて楽しかった」と笑顔を見せ、大川かず江さん(92)は「これからどんなことをやるか楽しみ」と話した。

 同サロンは毎週土曜日午後1~4時に絵手紙や工作、童謡・唱歌などの各種プログラムと、手作りのおやつを用意して活動する。参加費300円(材料費など)。その他の日も自由に立ち寄れる場にする考え。中台さんは「参加者の特技を生かした活動も取り入れたい。サロンをきっかけに人の和が広がり、住み慣れた地で少しでも長く健康で暮らしていくことにつながるとうれしい」と語った。

 椿ふれあいサロンの問い合わせは同NPO〈電0557(67)7115〉へ。

 【写説】アパートの一室に開設されたサロンで絵手紙を楽しむ参加者=下多賀

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