マリンホール、完成25年超え大改修 本年度着手―熱海市

熱海版 2017年09月09日

完成から30年近く計画し設備などの老朽化が進む南熱海マリンホール=下多賀
完成から30年近く計画し設備などの老朽化が進む南熱海マリンホール=下多賀

 ■観覧席、電気設備など 

 熱海市は本年度、下多賀にある体育施設「南熱海マリンホール」の大規模修繕に着手する。老朽化で使用できなくなった移動式観覧席など、傷んだ設備を洗い出して修繕計画を作成し数年かけて更新、補修する。

 小山臨海公園に立地する同施設は鉄筋一部鉄骨造り2階建て延べ床面積4200平方メートル。バレーボールコート3面を確保できるステージ付きスポーツホールをメーンに武道場、トレーニングルーム、中ホール、会議室を備え、市民や市外の団体のスポーツイベント、クラブ活動、教室、生涯学習活動などに幅広く利用されている。

 だが、1990年の完成から25年以上経過し、塩害を含む老朽化が進行。600席を誇るスポーツホールの移動式観覧席は故障し、空調、照明、音響といった電気設備、バスケットボールのゴールなどの運動競技設備や備品も更新、修繕に迫られているという。

 計画では本年度中に修繕や更新が必要な箇所を詳細に調べ、来年度中に具体的な修繕計画を作成する。早急な対策が必要な箇所は本年度から順次補修などを行う。事業費は調査結果を待って算出するが、数千万円に達する見込み。工事は利用に影響が出ないよう配慮して進めるという。

 同施設の指定管理者は「傷みは施設全体にわたる。雨漏り対策など職員が手作業で直したところもあり、大規模修繕はありがたい」と話した。

 【写説】完成から30年近く計画し設備などの老朽化が進む南熱海マリンホール=下多賀

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