小学校の特支支援員拡充、7校に26人配置 本年度、熱海市教委

熱海版 2017年07月15日

笑顔で児童の学習のサポートの当たる支援員=桃山小
笑顔で児童の学習のサポートの当たる支援員=桃山小

 ■児童の成長など成果

 熱海市教育委員会は本年度、小学校に配置している特別支援教育支援員を拡充した。中学校の支援員2人を要望の多い小学校に回し、市内7校に計26人を配置。特別な支援が必要な児童の学習と日常生活をサポートし、児童の成長と学級運営などで成果を挙げている。

 文部科学省によると、普通学級にはLD(学習障害)、LDHD(注意欠陥・多動性障害)などで特別な支援が必要な児童・生徒が約6%の割合で存在しているとされる。同支援員は障害のある児童・生徒の自立と社会参加に向け、個々の教育的ニーズに即した指導、支援を行う。同省が2007年度から活用を推進し、全国の幼稚園、学校で配置が進んでいる。

 同市教委は、国が活用推進を打ち出す3年前の04年度に導入し、10年度には小中合わせて20人の人員を配置。その後も徐々に増員し、近隣市町以上に手厚い支援体制を構築してきた。本年度は支援が必要な児童・生徒数に照らして中学校の3人のうち2人を小学校に回し、第一と多賀に各7人、第二に5人、網代に3人、桃山に2人、伊豆山と泉に各1人の体制とした。各校では低学年を中心に支援員が各学級に入り、担任の補助として児童個々に寄り添った授業と生活のサポート、指導に取り組み、円滑な授業と学級の運営でも成果を挙げているという。

 市教委の担当者は「成果を数値で示すことはできないが、低学年のうちから支援することで落ち着いて授業に参加し、学習に向き合えるようになる子どもは少なくない。今後も必要に応じて増員し、中学や高校を経て積極的に社会参加できる子どもを育てたい」と話した。

 【写説】笑顔で児童の学習のサポートの当たる支援員=桃山小

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