多賀屋別邸、土産用菓子を開発 障害者就労支援―熱海

熱海版 2017年07月14日

ガレットの箱詰め作業に当たる利用者ら=上多賀の多賀屋別邸
ガレットの箱詰め作業に当たる利用者ら=上多賀の多賀屋別邸

 ■味はぐり茶など3種類 きょうから2店で販売

 障害者の就労継続支援B型事業所として運営する熱海市上多賀の鳥料理専門店「多賀屋別邸」は、熱海活性化プロジェクトで新たに土産用の菓子を“開発”した。「アタミガレット・バターシャトン」で14日から、JR熱海駅構内と駅ビル「ラスカ熱海」内の岸浅次郎商店で販売する。スタッフは「土産品として定着させ、利用者の収入につなげていきたい」と話す。

 同プロジェクトは、食事処・カフェ運営と併せ、障害者の就労支援事業の一つに位置づけている。アタミガレットは、今春売り出したオリジナルのいなりずし弁当「熱福(あたふく)」に続く商品で、無添加パンの第一人者、広瀬満雄さんの協力で開発した。

 伊豆大島で作られるバター、てん菜糖、自然農法で栽培した小麦粉(北海道産)といったこだわりの無添加素材を使用し、群馬県内のパン工房で製造される。味はプレーン、チーズ、ぐり茶の3種類。猫をモチーフにしたキャラクター「バタにゃん」も考案し、パッケージデザインに取り入れた。

 多賀屋別邸では、利用者が箱折りや箱詰め作業に当たる。主に担当する40代の女性は発売を控えた13日、「新しいことが始まる感じがして楽しい」と話し、一つ一つの作業に丁寧に取り組んだ。

 運営する環相模湾経済パートナーシップ協議会の菊川美幸事務局長は「ゆくゆくはダイダイマーマレードを使ったガレットを商品化できたらいいし、違う種類の菓子も考えていきたい。利用する障害者の生活を豊かにするために、引き続き事業を展開していく」と話した。

 アタミガレットは1個500円(税込み)。問い合わせは同協議会〈電0557(52)6465〉へ。

 【写説】ガレットの箱詰め作業に当たる利用者ら=上多賀の多賀屋別邸

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