クルーズ船誘致協設立へ 県と熱海、下田など県内5港

熱海版 2017年07月06日

 ■寄港増加目指し活動

 県と、熱海、下田、清水、大井川、御前崎の県内5港のクルーズ船誘致委員会などは10日、「ふじのくにクルーズ船誘致連絡協議会」を設立する。関係団体が情報を共有し、全県的な誘致活動を推進して寄港数のさらなる増加を図る。

 清水港整備で県と提携するクルーズ船運航会社「ゲンティン香港」傘下のスタークルーズ社の「スーパースター ヴァーゴ」の同港初寄港に合わせて立ち上げる。港内の清水マリンビルで午後1時から開かれる総会には各誘致委員会など関係12団体と、オブザーバーとして関係市町、観光団体の代表者らが出席。クルーズ船寄港と誘致、港湾整備で先行する清水港を中心とした情報の共有と研修、運航会社への5港のPRなどの事業計画を話し合う。国土交通省幹部による国の取り組みを紹介する講演もある。

 総会前には同港日の出埠頭(ふとう)でスーパースター ヴァーゴの寄港記念船内イベントも予定している。

 昨年の国内のクルーズ船寄港回数は前年比38・8%増の2018回、利用客は同78・5%増の199万人でともに過去最高だった。一方、本県各港の寄港回数は清水42回、熱海、伊東、御前崎各1回の計45回で、前の年の23回から倍増した。訪日クルーズ船は今後も増大するものと予想され、全国各地で誘致合戦が本格化している。

 熱海港客船誘致委員会会長を務める斉藤栄熱海市長は「クルーズ船誘致を観光振興、インバウンドにつなげたい。協議会設立による県との連携強化によって、県が本市で進める海岸環境整備事業の推進に弾みがつく期待もある」と語った。

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