“政広の絵”を紹介 沢田美術館開館30周年―熱海

熱海版 2017年05月16日

絵画の代表作が並ぶ開館30周年記念の特別展=沢田政広記念美術館
絵画の代表作が並ぶ開館30周年記念の特別展=沢田政広記念美術館

 ■初展示の木彫も

 熱海市立沢田政広記念美術館は、開館30周年記念の特別展を開いている。「筆の世界」をテーマに、6500点の収蔵品の中から絵画の代表作23点を選び出して展示、紹介している。8月20日まで。

 ベニア板に描いた淡彩「大聖不動明王」、油彩「聖観世音菩薩(ぼさつ)」、リトグラフ「飛天」などが並んだ。政広がデザインし、リトグラフ集「彫刻家のアトリエ」の表紙に使われた布もあり、同館スタッフは「政広の多彩な表現を楽しんでほしい」と話す。

 帝展での初入選作が木彫「人魚」で、その後も人魚をモチーフにさまざまな作品を制作したことから、2階展示室には“人魚作品”を集めた。初展示となる木彫をはじめ、墨彩、ガラス絵、ふすまの取っ手に使われたブロンズなどを飾った。資料室では開館式典の様子を捉えた写真、開館時のパンフレットといった資料を紹介している。

 同美術館は名誉市民で、文化勲章を受章した芸術家沢田政広(1894~1988年)の代表作品を集めた美術館で、87年11月3日に開館した。30周年の特別展は前後期に分けての開催で、後期は8月24日~12月17日に「鑿(のみ)の世界」をテーマに開く。

 月曜休館(祝日は開館)。問い合わせは同美術館〈電0557(81)9211〉へ。

 【写説】絵画の代表作が並ぶ開館30周年記念の特別展=沢田政広記念美術館

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