「災害起きる前提で生活を」 タカタ・フェス最終日―熱海

熱海版 2017年05月15日

災害への備えについて語る戸羽・陸前高田市長=渚親水公園レインボーデッキ
災害への備えについて語る戸羽・陸前高田市長=渚親水公園レインボーデッキ

 ■陸前高田市長が講演

 東日本大震災で津波被害を受けた岩手県陸前高田市の復興支援イベント「タカタ・フェスタ・イン熱海2017」(実行委員会主催)は最終日の14日、同市の戸羽太市長を熱海市の渚親水公園レインボーデッキに迎えて特別講演会を開いた。戸羽市長は陸前高田市の被災状況と現状を交え、災害への備えについて語った。

 かさ上げした中心市街地に大型商業施設や公園ができ、5月27日には高田松原の再生に向けた植樹会が開かれることを説明し「一歩一歩だが、いろいろな事が前に進んでいる」と話した。約1900人が仮設住宅に暮らす現状にも触れた。

 また、世界の中でも日本が自然災害の多い国だということを強調し、「日本は必ず災害が起きるということを当たり前に意識し、それを前提に生活することが大事」と指摘。災害に対する心構えとして「その時にどう行動するか決めておくことが大事。普段から考え、家族や大切な人と話をすること、新しい情報を自分から得ることも必要」と訴えた。

 同フェスタの熱海での開催は5回目。防災に関する講演のほか、ライブや陸前高田の物産展、飲食の模擬店などが繰り広げられ、市内外からの来場者が楽しみながら防災について考えた。実行委員会の茶田勉代表は「防災を意識し復興支援につなげるためにも、フェスタの在り方を考えながら続けていきたい」と話した。

 【写説】災害への備えについて語る戸羽・陸前高田市長=渚親水公園レインボーデッキ

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