釣具、空き缶など回収 熱海ビーチクリーン

熱海版 2017年05月15日

回収したバンパーを渡すダイバー=和田浜南町の熱海港水深7・5メートル岸壁付近
回収したバンパーを渡すダイバー=和田浜南町の熱海港水深7・5メートル岸壁付近

 ■海底、海岸清掃に238人

 海底、海岸の清掃を通して環境保護を呼び掛けるイベント「熱海ビーチクリーン2017」(同実行委員会主催)が14日、熱海港を中心に行われた。東京都、神奈川県などからダイバー105人と、市民を中心に陸上ボランティア133人が参加し、ごみを集めた。

 ダイバーは5隻の漁船に分かれて、熱海サンビーチやスパマリーナ、海釣り施設前などに移動し、水深3メートル以上の海底で活動した。

 水深7・5メートル岸壁付近では、釣りざお、イカ用ルアーの餌木(えぎ)、投げ釣りの天びん、水くみバケツ、空き缶などを回収した。トッラック用とみられるバンパーもあり、手を止めて作業を見守っていた釣り人から「すごい」「なぜこんな物が」といった声が聞かれた。陸上ボランティアは海岸線を歩いてごみを拾ったほか、ダイバーの集めたごみを分別した。

 埼玉県草加市から初めて参加した大学生の中村けいたさん(19)は「小田原市や熱海市などで潜っている。先輩ダイバーから聞いた通り、うきや釣りざおなどがあった。ダイビング技術を高め、たくさん拾えるようにして、また参加したい」と話した。

 実行委員長の水口武さんは閉会式で「年々ごみの量は減ってきている。皆さんの活動を通して環境への関心が高まった結果だと思う。ごみを捨ててはいけないという意識が浸透したことがうれしい」とあいさつした。

 【写説】回収したバンパーを渡すダイバー=和田浜南町の熱海港水深7・5メートル岸壁付近

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