愛鳥週間、常陸宮さま迎え世界に発信 熱海で全国保護のつどい

熱海版 2017年05月15日

盛大な拍手で式典会場から退席される常陸宮さま=熱海市熱海のホテル・ニューアカオ
盛大な拍手で式典会場から退席される常陸宮さま=熱海市熱海のホテル・ニューアカオ
鹿の食害がもたらす天城の自然破壊の現状を発表する天城中生徒会役員=熱海市熱海のホテル・ニューアカオ
鹿の食害がもたらす天城の自然破壊の現状を発表する天城中生徒会役員=熱海市熱海のホテル・ニューアカオ

 ■天城中生が学習発表

 日本鳥類保護連盟総裁を務められる常陸宮さまをお迎えした第71回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」が14日、熱海市熱海のホテル・ニューアカオで開かれた。同連盟と国、県、市、関係団体の代表者ら約170人が出席して功労者表彰、伊豆市立天城中生徒による自然学習の発表を繰り広げ、愛鳥保護、自然環境保全を啓もうした。

 同週間(5月10~16日)の中心行事として毎年開催地をかえて開いている。本県での開催は1998年の浜北市(現浜松市)以来19年ぶり2回目。

 記念式典には川勝平太知事、斉藤栄市長、関芳弘・環境副大臣、元参院議長で愛鳥百人委員会長の江田五月氏らが顔をそろえた。あいさつで川勝知事は「野鳥や自然を愛する心を静岡から全国に、世界に発信していく」、斉藤市長は「熱海は伊豆半島ジオパークにあり、伊豆の魅力にふれる機会にしてほしい」などと述べた。

 このあと、日本野鳥の会富士宮支部代表の菅常雄さんをはじめ、野鳥保護や自然環境保全、環境教育に功労のあった58人、学校など21団体に同連盟の矢島稔会長らが総裁賞、環境大臣賞、文部科学大臣賞や感謝状を贈った。

 天城中は久保田空君、加藤大久海君、立岩美穂さん、梅坂愛弓さんの生徒会執行部の3年生4人が、同校の伝統的な学習である「天城学習」の活動成果を発表。伊豆の成り立ちと天城の自然の恵み、鹿の食害による森林破壊の現状を紹介し、食害を防ぐ鹿よけ防護柵の普及などを訴えた。熱心な取り組みが伝わる生徒の発表に、参加者は感心した様子で聴き入った。

 式典終了後は愛鳥パーティーで懇親を深めた。

 常陸宮さまはこの後、同連盟の矢島会長らの案内で貸し切り遊覧船から熱海港周辺と曽我浦、錦ケ浦の景勝地の視察、海鳥観察を楽しまれた。MOA美術館も鑑賞された。

 【写説】盛大な拍手で式典会場から退席される常陸宮さま=熱海市熱海のホテル・ニューアカオ

 【写説】鹿の食害がもたらす天城の自然破壊の現状を発表する天城中生徒会役員=熱海市熱海のホテル・ニューアカオ

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