与謝野晶子の歌碑建立 網代多賀RC創立30周年―熱海

熱海版 2017年04月17日

創立30周年記念碑を除幕する増川会長(右端)ら関係者=下多賀の小山臨海公園
創立30周年記念碑を除幕する増川会長(右端)ら関係者=下多賀の小山臨海公園

 ■市長ら招き除幕 “原爆イチョウ”植樹も

 網代多賀ロータリークラブ(増川勲会長)は16日、創立30周年記念碑を熱海市下多賀の小山臨海公園に建立した。除幕式には会員と近隣クラブ代表、市内各界の関係者ら約40人が出席し、節目と、網代・多賀の港町風情を歌った与謝野晶子の歌碑建立を祝った。

 同クラブは1987年6月に発足し、地域活性化、教育・文化の振興などの社会貢献活動を続けている。現在会員は8人。5年ごとの周年記念事業では、地域ゆかりの文人の歌碑、句碑建立などに取り組んでいる。

 30周年で建立したのは夫・与謝野鉄幹とともに熱海を度々訪れた晶子が昭和初期、多賀の海岸に棚引く臙脂(えんじ)色の漁網の壮観さを歌った「棚作り 臙脂のいろ 網をかく 多賀の磯より中野浜まで」の歌碑。高さと幅各1・2メートル、重さ1トンの自然石に刻み石碑にした。そばには広島の原爆を生き延びたイチョウの2世の苗木も植樹した。

 除幕式には斉藤栄市長、杉山利勝市議会議長らが来賓として出席した。あいさつで増川会長、記念事業実行委員会の松尾護委員長は「会員8人の小さなクラブだが、今後も力を合わせて地域のために頑張っていきたい」と決意を述べ、記念碑を除幕、披露した。終了後は下多賀の松風苑で記念式典を開いた。

 【写説】創立30周年記念碑を除幕する増川会長(右端)ら関係者=下多賀の小山臨海公園

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