初会議で目標など確認 国、県と熱海・伊東地域豪雨減災協

熱海版 2017年03月15日

設立主旨を説明する長縄知行県河川防災局長=和田浜南町の市浄水管理センター
設立主旨を説明する長縄知行県河川防災局長=和田浜南町の市浄水管理センター

 ■「逃げ遅れ被害なくす」

 鬼怒川の堤防決壊(2015年)など近年の豪雨による水害を踏まえ、国、県と熱海、伊東両市は「熱海・伊東地域豪雨災害減災協議会」を立ち上げた。第1回会議を14日、熱海市和田浜南町の市浄水管理センターで開いた。関係機関が減災目標を設定、連携、協力し、17年度末までに「取組方針」を決定していく。

 県内8地域に協議会を設立する。従来の堤防などの施設では守り切れない大洪水が発生するという考え。5年間で取り組み可能な減災対策をまとめる。

 目標は「逃げ遅れによる人的被害をなくす」「氾濫発生後の社会機能を早期に回復する」の二つとした。人的被害では、ホットライン体制の構築、洪水浸水想定区域図の見直し、県から市へ情報収集要員の派遣検討など10項目を挙げた。

 社会機能の回復では、緊急復旧活動に使う資材の検討、河川整備計画に基づく治水対策の推進など5項目を確認した。

 意見交換で斉藤栄熱海市長は「市は重機を持っていない。災害時は国に重機の派遣を願いたい」と要望した。伊東市の佐藤活也副市長は「情報収集要員は、派遣検討でなく派遣してほしい」と求めた。

 県河川防災局の長縄知行局長は「5月に狩野川で大規模な水防演習を行う。災害対策車や応急対応の機械などが集結する。中部地方を代表する演習で、静岡では4年に一回、狩野川では初めて行う。一般の人にもぜひ見てもらいたい」と紹介した。

 【写説】設立主旨を説明する長縄知行県河川防災局長=和田浜南町の市浄水管理センター

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