「暮らし充実が最優先」 熱海市に提言―「2030会議」最終回

熱海版 2017年03月12日

参加者が見守る中で斉藤市長に提言書を手渡す清水座長=国際観光専門学校熱海校
参加者が見守る中で斉藤市長に提言書を手渡す清水座長=国際観光専門学校熱海校

 ■リノベーションまちづくり構想

 熱海市の「熱海リノベーションまちづくり構想検討委員会」は11日、公開型会議「ATAMI2030会議」の最終回を国際観光専門学校熱海校で開き、5回にわたる会議を踏まえてまとめた同構想を市に提言した。指針に「もう一度熱海の持つ資源に立ち戻り、時代に合わせて都市と暮らしをアップデートしていく」を掲げた構想で、市は2017年度以降、リノベーションまちづくり実現の基盤となり仕組みづくりを進めていく。

 構想では「熱海のまちは常に開いていて、熱海を思う人は熱海の人」と位置づけ▽住んでいる人の暮らしの充実が最優先▽民間主導の公民連携▽空間・地域資源の活用―といった方策を盛り込んだ。

 本年度、同会議と並行して実施してきた「リノベーションスクール」「創業支援プログラム99℃」「家守塾」で動き始めたプロジェクトも実践モデルとして加えた。

 最終の会議では、各プログラムの実践者らが、構想の一部となる事業の計画などをプレゼンテーションした。25チームが「熱海で働く人を幸せにするシェアハウス」「熱海の産業として林業を興す」「子育てママの就労支援事業」といった計画を説明。資金計画やスケジュールを示して支援を呼び掛ける実践者もいた。

 提言書は委員、実践者を含む市内外からの参加者約200人が見守る中で、同委員会の座長を務めた清水義次さんから、斉藤栄市長に手渡された。アートユニット「うわばみ」が構想をイメージしてライブペイントした絵もお披露目された。

 同委員会は不動産オーナーや有識者らで構成、遊休化した不動産や地域資源を再認識し、2030年を見据えた熱海の「暮らし」「仕事」「ツーリズム」を考える公開型会議を昨年6月から重ねてきた。

 【写説】参加者が見守る中で斉藤市長に提言書を手渡す清水座長=国際観光専門学校熱海校

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