繁栄、健康長寿祈る 熱海発展の起源に感謝―湯前神社例大祭

熱海版 2017年02月11日

ひしゃくで温泉を湯だるに移す芸妓=上宿町の大湯間欠泉前
ひしゃくで温泉を湯だるに移す芸妓=上宿町の大湯間欠泉前

 ■芸妓ら40人が献湯

 熱海温泉の守り神として知られる熱海市上宿町、湯前神社(雨宮盛克宮司)の春季例大祭で10日、湯くみ式と献湯祭が行われた。参列者が大湯間欠泉でくんだ温泉を神前にささげ、温泉の恵みに感謝するとともに、熱海温泉の発展と市民の健康長寿を祈った。

 同神社奉賛会をはじめ市、市議会、地元町内会、熱海温泉ホテル旅館協同組合婦人部の関係者と熱海芸妓(ぎ)ら約40人が参列した。

 大湯間欠泉から湧出した温泉を参列者が順にひしゃくでくみ、湯おけに移すと、雨宮宮司が白磁の瓶子(へいし)につぎ入れた。この後、雨宮宮司の先導で神社に運び、神前にささげた。

 献湯祭の神事に続き、奉賛会の佐藤元昭会長は「熱海の発展は温泉があるからこそ。温泉が未来永劫(えいごう)絶えることなく、私たちの健康も見守ってもらうためにこの神社がある。これからも神社を盛り上げてほしい」とあいさつした。

 斉藤栄市長は「太古から温泉の恵み、大地の恵みが延々と続き、その延長線上に熱海温泉の発展がある。温泉の恵みに感謝し、源泉をしっかり守っていかなければと思う」と話した。

 湯前神社は、奈良時代の749年に、熱海温泉の効能を示した祭神・少彦名命(すくなひこなのみこと)を祭ったのが起源とされている。

 【写説】ひしゃくで温泉を湯だるに移す芸妓=上宿町の大湯間欠泉前

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